年金改革法案について
コラムその19  2004/5/13

初心者投資の週1コラムは木曜更新です。
ご意見・ご感想はこちらまで。

↑後でゆっくり読んでください。↑


国会議員の国民年金未納問題で、政党のトップが辞任したり、政策担当者のトップクラスの人が辞任したり・・・とどまることのない年金未納問題を露呈しつつ『年金改革法案』が可決されました。

はっきりとは明言されてませんが、じつはこの年金改革法案、じつは「抜本的な改革」を目指していたそうです。どう考えても、抜本的ではないのですけどね^^

今回の目玉は、はっきりと「保険料を上げ、支給を減らす」ことが決定されたわけです。どれだけ上がってどれだけ下がるのか、よくわからないまま、年金改革は進みそうです。

数字を上げろといわれても、誰も真実の数字はわからないでしょう。これまでコラムで主張してきたように、誤謬があるかもしれませんが「都合のいい数字」をあげて設計されているのが、年金であり、その適当な数字が基礎の年金制度も複雑化してしまい、本当に個人個人が確かめる以外わからないでしょう。

(いま、自分の年金がいくらか確かめるのがブームですが、40歳ぐらいの方も行ったほうがいいと思います。というのも、サラリーマンは会社が本人に替わって保険料を納めるのですが、払っていない事があるのです。要するにパクリ。源泉された所得税が未納ということは多々あるので、是非、怪しい会社にいたことのある人は社会保険事務所で確認してみてください。)

「年金の一本化」も計画中〜〜^^みたいなノリですし。

ちなみに年金の一本化・・・想像しただけでも「官僚・公務員」は萎えるでしょう。

ぶっちゃけいえば、日本には幾つかの年金制度(厚生年金・共済年金・農林漁業団体職員共済組合(略称 農林年金)日本私立学校振興・共済事業団)がありますが、これを一本化するということです。

これまで、年金の統合は何回かありました。NTT・JRの厚生年金への統合です。だいたい、厚生年金への統合は、母体の財政が悪いので、とりっぱぐれのないサラリーマン加入の厚生年金に合体し、一息つくのが目的のようでした。

このように、厚生年金は悪化した財政の年金団体を吸収していきました。

税金で各年金制度を救出するのは国民の理解を得にくいでしょうし、財政的に問題が多すぎて実行不可能に近いです。

ですが、潤沢なキャッシュのある厚生年金への合併は、それに較べたら実行しやすいでしょう。その結果、あきらかに厚生年金の加入者であるサラリーマンの給付に影響を与えます。

そうであるのに、給付に影響を与えることについて、しっかりした説明もなかったのは、形を変えた将来給付からの徴収といわれても仕方ないと思います。

今回の年金の一本化は、非常に期待しています。「取れる所からとって、自分とこはあとまわしさ」という、なんともいえない特権を感じさせる共済年金の合併があるからです。

その他、私が思うに、国・地方を問わず、「公的資金」による財政補助のある年金は全て統合すべきです。地方議員にも彼等だけの年金があり、市議会議員や県会議員が国民年金を未納しているのはよく聞く話です。

国民皆年金であるなら、積み立てた額による差があるのは当然です。ですが、所属した年金年金制度によって給付大きく変わるというのは、おかしくないですか?

このような、年代・所属する年金制度のよる不公平感こそ、年金の持つ最大の問題だと思います。

単的な感想
官尊民卑




 Copyright (C) 2003〜 初心者投資  くらげ All Rights Reserved