国家という名の「手のひら」
コラムその2  2004/1/14

初心者投資の週1コラムは木曜更新です。
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博打黙示録カイジ、という漫画があります。知らない人は、ググってみてください。大人でも十分楽しめる漫画です。そのなかで、「兵藤 和尊」という、黒幕のじいさんが出てきます。その台詞は結構重いものがあります。


「われわれは金持ちだ。(注:このじいさんは金持ちです。)
しかし、わしの命は、ぼんくらの政治家どもに握られている。
あいつらの舵取りが間違ったら、即、核が頭上で炸裂するわ。」

こんな趣旨の台詞を吐き、核シェルターを建設するのです。

少子高齢化の進展で、様々のところで実質、負担増の政策が始まります。これまで、聖域だった「公的年金控除」の控除枠の縮小は、見送られたりしながらも、必ず行なわれると思います。年金額は当然の如く、縮小。しかもその年金には所得税が課せられていきます。

保険料は「賦課方式」を続けるようなので、アップは間違いないでしょう。知らない人もいると思いますが念のために補足すると、公的年金支給の年齢が60歳から65歳に、引き上げられましたね。

これまでの世代なら、モデル年金額、年240万の5年分が受けられたのが、引き上げでもらえなくなります。つまり、1200万が奪われたことになります。

最終的な保険料の払込と年金の受給額を比較すれば、相対的に保険料は上がったことになります。

公的年金制度の破綻は、未納者問題ではなくこれまでの払いすぎ、が原因だといわれています。で、老人が多くなったから、支給額を少なくし、税負担も掛ける、という勝手とも言える政策が行なわれる予定です。

(その支給額を政策化したのは、国民主権たる国民ですよ^^)


要するに、
財政がやばくなれば、いくらでも徴収する手段が国家にはあるということです。だから、年金制度は、破綻しえないです。

税控除をいじればよい、厚生年金の保険料をあげればよい、赤字年金は合併すればよい、(厚生年金は、国民年金と違って逃げられないので)ただ、それだけの修正で制度というのは、存続しうるのです。


用語説明:
公的年金等控除
厚生年金や国民年金など公的年金による収入のうち一定額を課税対象から除外できる仕組み。65歳以上の場合、最低でも年140万円を控除でき、全廃すれば約1兆円の税収増が見込める。

参考:日経のサイト

単的な感想
やろうではなく、やってかなあかんな




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