自動車産業について
コラムその22  2004/6/3

初心者投資の週1コラムは木曜更新です。
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↑徒然なるままに↑


バフェット流にいえば、自動車産業は面白くない産業だといえそうです。例えば、トヨタは売上高は世界で100兆円ありますが、経常利益は1兆円であり割からいえば、面白くない産業だといえそうです。

割が面白くないのは、あまりにもでかすぎるからですが^^

自動車産業は資本集約産業で、競争ばかりやっています。私が物心ついてからでも、やれABSやエアバッグ、最近ではITを組み込んだ車といったように、つぎつぎに新しい技術が応用されていきます。

トヨタ・ホンダは「技術力」があると定評ですが、逆にいえば技術力がないと生き残れないわけです。車の生産には、熟練工も必要です。その点、ハンバーガーは作るのに特別な装置が要るわけでもなく、高い技術を必要としません。

三菱自動車を見てみましょう。バス・トラックのクレーム隠しが明るみになりました。つい先だって、三菱の車のほとんどに「リコール」に近い欠陥であるのに、「指示改修」という名目でクレームがあれば直すという形を取っていました。

三菱事件で、自動車を造るのはものすごく資本と労働力を必要としているのを再確認しました。売れず競争力がなくなる→資本を圧迫→すべき事ができなくなる構造であり、甘い言い方ですが、競争が激しい産業ほどこういうことは起きやすいといえます。

自動車というのはまだまだ未完成なものです。たとえば、事故の起きない車、駐車が簡単な車(これはもう実用化済)、障害者用車、老人用車、運転しなくていい車、水で動く車(うわさの水素エンジン)、料理ができる車などなど消費者のニーズはいくらでもあるのです。

そのニーズたるやどれだけ高い要求度なのでしょうか!!しかもそれを満たさねば、市場から撤退しないといけないのです。

バフェットならこういいそうです。

確かに自動車は、みんなの生活に密着して必要不可欠、技術的にものすごいものがある。それは尊敬するけど、投資するか否かは別問題ですよ、と。

しかしながら、自動車産業の会社はいろんな部署があり、分社化されれば面白いものもあるのも事実です。分社化され上場されるのを待ってから買いを入れてもよさそうですね。

単的な感想
運命ずけられた競争




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