ダイエー帝国の終焉
コラムその41  2004/10/14

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ついにというかようやくというか、流通の王者「ダイエー」が再生機構の元で経営の建て直しを図る事が決定されました。

ここまで延命できたのもひとえに、「UFJ銀行」のタワモノでしょう。ま、東京三菱が嫌ったのでダイエーが切り捨てられたわけですが。

面白いのは、UFJ銀行の先の合併元「旧三和」と「旧東海」で、まず、東海銀行系の企業は消えてなくなりました。

「ダイエー」「双日」「籐和不動産」「大京」というのは旧三和系です。不動産でどうしても体力を消耗してしまった企業ばかりでしょう。

これらの企業がどうなるか、非常に楽しみです。「負債が数兆」あるのもざらなのですから、償還に世紀が変わるこれら企業に、東京三菱との関係からどうなるか、非常にポイントかと思っております。

話をダイエーに戻すと、決して本業が全くダメになったというわけではないのです。経営の多角化、特に不動産関連が致命的であったということです。

経営というのは本当に難しい。


というのも、ほとんどの日本の企業は不動産がなければ成長できなかったという事情があるからです。「土地」「建物」がないと銀行が金を貸さないからです。土地神話が生きている時代は、多少の事業の失敗があっても土地の値上がりの含み益で銀行が金を貸せたのです。土地資本主義から、脱却できた企業は殆どいないでしょう。生き残れたのは、本業でまだ戦えたから、体力がもちえたというのが実情ではないでしょうか?

本業第一。その企業の持つ本業、それは得てして古臭くなり競争に負けるように見えるものではないかと。衰退していくものだと考えてしまうものではないでしょうか?

企業投資にあたって重要な事、「本業」がどうなっているか?馬鹿げた買収をしていないか?最近、よく調査する項目に追加されています。

単的な感想
頼むから買収するな。誰がやってもうまくいかない。




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