教育の欺瞞「訓練との違い」
コラムその43  2004/10/29

初心者投資の週1コラムは木曜更新です。
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大学全入の時代に突入しているのに、新規大学の参入が増加している記事が日経にあったので思い立ちました。なぜこのような事態になるのか、単純に儲かるからだとしかいい様がありません。しかも本業ではなく補助金で。もはやありあえない、その収益構造に萎え萎えですね。

このコラムの結論は「教育」と「訓練」の違いを把握して無駄金を払うのは止めようということです。

教育というのは、ぶっちゃけいうと、その結果については責任がないことをいいます。小学校・中学校の義務教育は、教育を受けさせる責任は伴います。ですが、教育の結果としての成績の上下、良い悪いに責任はないのです。

塾も同じですね。塾の生徒の成績が悪くても返金するシステムなんて聞いた事がありません。だから上場できるのでしょう。塾は成績をどうする所なのか?いまだにわかりません。同業者への競争は激しいでしょうが^^;

英会話の学校もそうですね。
(大手英会話の学校の資本主は大手消費者金融です。さすが授業料に連帯保証人をとるのだと感心しました。教育=水モノであることを、これほど如実に表現してるのもないでしょう。あと宣伝。要するにイメージで多くが決まるのですね。)

これに対し、「訓練」は責任を伴います。軍事訓練を思い出してください。鉄砲を打つ練習をしたなら、必ずいかなる状況でも「打て」という命令があれば100%発砲できるようにするのが訓練です。
社員教育という名目でも「訓練」に近いところはあると思います。教えた内容ができないならば、その教育担当者は責任を問われます。要するに失業のリスクがあるのです。

学校の目標はあります。教育理念もあるでしょう。では、それはどのような形で現実化されてるのか、そこが重要なのではないかと思うようになりました。

教育は、すぐには効果が出ないのは100も承知です。「おしえ、はぐくむ」ものです。種を植えてすぐに芽がでる植物なんてないです。あっても、もやしくらいかしら?

訓練すべきなのに「教育」の要素が混じってはいませんか?
そのカリキュラムの結果、どうなるのか?

費用対効果を考える上で結構シビアな勉強となります。多くが「教育」のベールに包まれる中で多少は「訓練」の要素を考えてみてはいかがでしょうか?

単的な感想

親戚のおっさんから聞いた話です。今、塾ではこんな事をしてる様です。小学校から英検を受けさせるのです。ならば、その費用は塾が持たないといけない。

形だけでも。まずは塾がお金を出して受けさせ、合格したら親がその受験料を払う、みたいな。でないと、英検代コストの責任がどこにあるのかわからなくなりますね。




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