西武鉄道(株)(東証1部:9002)が有価証券報告書の大株主の記載を偽っていたとして、東京証券取引所から降ろされる事になりました。
基本的に証券市場の上場するということは、株式(つまり会社の支配権)に流動性をもたらす事を企業は前提として同意しておかなければならないのです。
要するに経営如何によっては、株式の移転を通じて会社の支配権を誰かに奪われますよ、ということです。
それが市場のルール、決まりごとなんです。
(株式の流動性は、良い意味では経営に緊張を、悪い意味では敵対的買収や資産投売り買収生み出すのですが^^)
西武鉄道(株)の株式は、関連会社を通じて実質的にコクドが半数以上を所有していたのが判明したのです。
ヤフーファイナンス等の株価サイトを見ても、この一連の不祥事でえらい株価が落ち込んでいます。2004年1月が1500円で、11月が300円くらいになるとは誰も想像できないでしょう。
いわば、コレまでの株価が高すぎただけで、その他の鉄道株と同じ水準にも落ち着いたということでしょうか?
この事件から思うに、ポイントは有価証券報告書に虚偽の記載があった、ということではないです。よくよく、これまでの西武鉄道の株式を分析してみれば、全く投資にできない企業であったことがわかります。
財務諸表なり有価証券報告書は真実を示しているとは限りません。といいますか、できないといった方がいいでしょう。
そこにあるのは、認められたウソのつき方と認められないウソのつき方しかありません。西武鉄道は後者だったということで。
株式投資で大切だ、と何度も自分に言い聞かせてるのはドンナニその企業の事業や財務状態が魅力的であっても『安く』ない限り、絶対に買ってはならないということです。
西武鉄道(株)が優良かどうかはアレなのですが、優良企業の株価が落ち込む時はこのような不祥事がきっかけとなって落ち込むものです。
ピーター・リンチも言うように「落ちてくるナイフ」を素手で掴むよりも、一度地面に落ちた所で拾いましょうね^^
単的な感想
コレはグレアム的に。
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