経営者とは?経営とは?
コラムその51  2004/12/23

初心者投資の週1コラムは木曜更新です。
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バフェット流の投資だけでなく、ファンダメンタル投資や通常のビジネス、ひいては就職まで「経営者」を重要視する傾向があります。当然ですね。でも、じゃあ、いい経営者とはなんですか?いい経営とはなんですか?と聞かれてあなたは答えることができますか?

トヨタの経営者やソニーの経営者ですか?

そう答えるのは、高校の面接までなら許されそうです。無難な点数をもらえるでしょう。つい一昔、日本マクドナルドはデフレ下でうまく環境に適合してそれはもてはやされた企業です。デンさんは凄い、とかの本が毎週のように出ておりました。

・・・はい、カンのいい人ならわかるようにぶっちゃけ、企業の評価・経営者の評価なんて数年立てばわからなくなってしまうものなのですよ、ホント。注意深く新聞を読んでいたら(熟読ではなく単に提灯記事や紙面埋め記事などを把握して読み込むといった手法ですね。)、だんだん、わかってきます。わたし達が考えている又はイメージする名経営者は、マスコミの報道に大きく左右され、その評価もマスコミの報道に大きく依存することを。

わたしはバフェットの思考が好きなのですが、『経営観』に大きく影響を与えたのもその理由のひとつなのです。

というのも、彼の企業選択のひとつの方法に、「馬鹿でも経営できる事業・企業に投資しよう。いつか馬鹿が経営するようになるのだから。」という触れ込みがあるからです。深い言葉ですよ^^

つまり、投資判断において、「名経営者」「やり手経営者」のときは少しセーブしなさい、ということです。

もちろん、バフェットが言うように、「誠実」である経営者なら別ですが^^;

経営ってほんとうにわからんもんです。明日の経済がどうなるかわからないのに、その状況下で舵取りをしないといけないのですから、ぶっちゃけ「名経営者」とは「たまたまうまくいった」事と近からずといえども遠からず、だと考えています。

・・・ポケベル、・・・PHS(今の携帯の着歌、カメラはすべてエッジが先を行っていました)・・・デジカメ(日本発のデジカメはカシオ計算機が作ったと聞いています。)、・・・PDF。

消えていった商品・サービスetc・・・このような商品の変遷は人知を超えたものがあると思われます。ここでこのコラムの提案です。

1:名経営者と題打たれた書籍には眉唾して注意しましょう。

2:経営者を理解するより、事業を理解する。人の理解より事業理解の方が簡単です。

3:経営者を判断するのは、同じ業界の同じ事業の経営者の評価が一番正解に近く、次にそれら業界の人々、そして、彼らから離れるごとに誤差が生じてくる。

要するに、わたし達、普通の人がトヨタ等の経営者の経営判断を正確に評価するのは非常に困難ということです。これで、初心における企業研究において少しは省いてもいい部分がわかるかと思います。

ぶっちゃけ企業研究・企業分析は、その人その人の「職人」的な所があります。重視する指標しない指標etc・・・個性的なものですよ。

単的な感想
バフェットは名経営者と言うよりは、名経営者だといわざるを得ないわけで^^;




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