その55  2005/1/20
素人が株で負けない方法

初心者投資の週1コラムは木曜更新です。
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これは、ある印刷業のおっさんの話です。その、おっさん、印刷工場を経営していたのですが、IT革命による印刷術の高度情報化の変化についていけず、廃業したのです。おっさんの印刷物は大手の印刷に全くコスト的に歯が立たず、勝負になっていなかったとの事です。

数十年の取引先から切られ、市役所におろしていたルートも、大手の印刷業者の圧倒的なコストの安さにコテンパにやられたそうです。

このおっさん、実は株式投資暦、数十年というベテランです。IT革命による株価の変化は、何もIT企業だけでなくこれまでの事業会社の株価にも影響を与えました。これまで以上にモノやサービスを安く生産できるようになり、競争の激化→勝者と敗者に二分化され、勝組み・負組みなる言葉も流行ったほどでした。

このおっさんの属していた「印刷」もITの波を受けて株価が上昇した業界でした。工場をとっととたたんで売却し、そのお金でライバルの企業の株を買っていれば、小料理屋でもできる原資はできたと思われます。でも、しなかった。株式投資のベテランなのに、です。

素人はあまり買ったり売ったりしない方がいいです。自分の身の回りに起きた特異な現象を丹念に拾い集めていけば、きっと、素晴らしいチャンスがめぐってくるものです。ピーターリンチは「10倍株」を探せて行っています。彼の場合、その10倍株こそが自分のポートフォリオの成績を格段にあげた株式でした。

10倍株になるようなものは少ないのでアレですが、2〜5倍株は結構、見つかるものです。

そのおっさんには残酷すぎて、何で工場をたたんで他の印刷業の株を買わなかったの?とはいえないのですが、きっと、自分の身の回りの情報だけでも、10倍株(2〜5倍株w)は発見できるでしょう。素人が負けない1番簡単な方法だと思います。難しい事ではないのです。気づくか気づかないかです。

先ほどのおっさんの例ですが、1番その影響を受けている人間ほど、その影響を与えている企業を見逃してしまうのです。その見逃した株こそ、化ける株だったりするのです。いわば、わたしはヤフーを見逃して・・・。インターネット萌芽期には使っていたのに・・・。

単的な感想
灯台下暗し、は株式投資にもあてはまります。



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