その66  2005/4/7
ジェシー・リバモア1

初心者投資の週1コラムは木曜更新です。
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株式投資の共通経験則について。まずは以下の文章を読んでみてください。

そうだな、株式市場というものは、しっかりした勉強をしなくちゃならん相手なんだ。それも生半可なやりかたじゃなく、腰のすわったやり方でね。

わたしが見ていて思うことは、多くの人たちは株を買う場合、電気製品や車を買うほどにも注意や関心を払っていないということだ。

株式市場にはいかがわしいカネを引き寄せる価値があるし、目まぐるしい動きをするから、人を浮き足立たせ、普通の感覚を麻痺させてしまう。

それで、汗水たらして得た大事なお金を、馬鹿なことで無にしてしまうのだよ。

株式の売買と言うのは形の上だは簡単な手続きだけでできてしまう。

つまりブローカーにコレコレの株をこれだけ欲しいといえば代わりに買ってもらえるし、売るときも電話一本ですんでしまう。。。。

。。。たとえば10ドルで買った株を、10ドル以上で売れば儲けが出る。投入する金額が大きければそれだけ儲けも大きくなる。

そして大金持ちになれると誰でもが考える。しかし簡単に言ってしまえば、これは無知以外のなにものでもない。

いったいこれは誰の言でしょうか?一見するとピーター・リンチっぽい内容だなと思いますね。

じつはこれ、稀代の相場士、ジェシー・リバモアが自分の子供に株について語っているところを抜粋しました。

そう、この言は、あのリバモアの発言なのです。

※ ジェシー・リバモアとは、1931年の大暴落を引き起こしたとされている人です。空売りに空売った投資家ですね。
(誰かをスケープゴートにしないとうまく説明できないから、暴落の主犯格といわれているのでしょう。)

バフェットは書籍「バフェットからの手紙」の中で「リスクとは自分のやっていることが何かわかっていないことだ」と明確に述べていますが、投資方法からすれば対極的にあるようなリバモアとバフェットは、その投資のあり方についてのある1部分はおんなじものを持っていたのだ、と思ったわけです。

これは、多くの人に共通していえることですが、株式投資において大切なのは「自分のスタイル」「自分のルール」を持っているかどうか、と言うことなのですねぇ。多くの読書は株式投資の方法は技能を見に付けさせるというよりは、『自分』のスタイル・ルールを練りに練るのに必要だと考えます。

たとえば損切りの10%ルールはなぜそうなのだと誰かに説明できるでしょうか?多くの人は誰かがそうやっているからと答えるでしょう。そこにあなたの合理的な理由はありません。

※ たぶんこの損切り10%ルールは、むかしの米の信用取引にルーツがあるのでは?!と思っています。

バフェットは銀で失敗していますし、リバモアも自分のルールから外れたときに多くを失っています。どんな人でも失敗をするものですが、その失敗をじっくり分析して、それを次に生かせれるか、そこが株式投資の勝利のポイントが隠されていると信じて疑いません。

「世紀の相場士 ジェシー・リバモア」(リチャード・スミッテン著 藤本 直=訳)

マンガ 伝説の相場師リバモア(小島利明 パンローリング)

単的な感想
「市場は変わらない。変わるのはその顔ぶれが変わるのだ。」これもリバモアの名言でしょう。



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