その77  2005/9/24
投資の話が絡んだ詐欺事件

初心者投資の週1コラムは木曜更新です。
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投資の話が絡んだ詐欺事件が、多発しています。

某芸能人が、投資話に乗って大きなソンをこいたというのは、もう、普通の話になってしまい、ニュースバリューにもならなくなりました。

これからも投資に見せ掛けた投資の詐欺事件はこれからも多発します。

「突破者」という本があります。

グリコ森永事件で有名になった宮崎学さんの著です。

この本を読めば、警察官僚の天下り先・再就職先確保のために、これまで「暴力団」の資金源であった分野(おしぼりやショバ代といった水商売関連、港湾、風俗、総会屋、パチンコ等々)が徐々に管理という名のもとで、警察のシステムに吸収されていく過程がわかると思います。

(商法改正で総会屋問題で挙げられた企業というのが警察官僚を受け入れなかった企業という指摘は大変興味深く読めました^^)

さて、この暴力団と投資の詐欺話とどう関係があるのかというと、それは旧暴力団が裏にいるのではないかということです。

旧暴力団としたのは、暴力団新法によりそんな集団は、あっていない状態になったしまったからです。(凄く曖昧で微妙な法律です。)

最近では、振り込み詐欺に、旧暴力団関係者の存在が指摘されています。

「突破者」のなかで、こう主張されています。

警察にシノギが奪われてしまえば生活ができない。
しかし、ヤクザという人種はどんな世の中になっても存在する。
社会とうまく折り合いをつけて生活できない人もいるのだ。

だから、必ず次なるシノギを見つけようとする。
それは、暴力団という名目では決して行われず、ヤクザなのか暴力団なのか、そうでないのか、ハッキリしなくなる。

振り込み詐欺に、旧暴力団関係者の存在が指摘されてると前述しましたが、「旧」ですし、関係者位としか言えない犯罪の構造になっているのです。

ははーーと思いました。

バブルのときにも、証券投資がらみの詐欺は多かったのですが、最近は本当に普通の人が巻き込まれています。

簡単に言えば、その原因は、詐欺をする人数が増えたからだと考えます。

この投資の話が絡んだ詐欺というのは、これから、もっと巧妙化してきます。

最初は入金があって安心させて、そいで、多額のお金を引き出してドロン。

そんなものは序の口です。

こういった詐欺の話を見抜く方法は、そんな方法はないと思うことです。投資話に乗るときは、詐欺られるのを前提にしておく事です。

どんな調査をしても、騙されるときは騙されます。

証券顧問業の許可を得ている云々なんて。。。

有名な話ですが、エンロンの新築ビルの建設現場にいたアナリストで、エンロンの倒産を予知できた人はいないのです。

それぐらい詐欺かどうかを判断するのは難しいのです。

詐欺のリスクがあることを前提に、大きなお金を動かさないことです。

高金利・高配当を謳うなら、何故そうなのか考えることです。

曲芸のように優れたトレーダーがいても、20%、30%を常にたたき出すのは不可能です。

できたとしても、先は短いと考えるのが妥当でしょう。

ROE10%を叩き続ける企業はエクセレントです。

10%でエクセレント。

「率」そのもので、単純に比較できるわけではありませんが、よっぽどのことがない限り、高配当・高金利の生み出した利益率をもう一度見直しましょう。

それが、答えだと思います。

だって、バフェット的に考えたら、アリエヘン。

世界一といわれるバフェットが、約20パーの投資収益率やってんのに、無名の天才が世の中には、こんなにたくさんいるのかしら?

単的な感想
リスクとは考えるものです。



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